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浜口 誠

#CONGRATULATORY SPEECH

過去に捕らわれず変えるべきは、思い切って変える勇気を持つことが重要です

参議院議員

浜口 誠

トヨタ自動車労働組合創立 80 周年、大変おめでとうございます。80 年の歴史を積み上げてこられたトヨタ労組の先輩方、現役の皆さんのご尽力、ご努力に敬意を表するとともに、幾多の困難を乗り越えて健全な労使関係を築いてこられた会社、労組双方の皆さんの強い信頼関係と絆の強さに、歴史の重みをひしひしと感じます。

私も、1996 年から 2010 年までの 14 年間、トヨタ労組専従役員としてトヨタ労組、全トヨタ労連、自動車総連で仕事をさせていただき、幅広い経験をさせていただきました。労働組合の経験が、社会人としての成長に大きくつながったと実感しています。
トヨタ労組の専従となったのは、約 30 年前になります。この頃を振り返ると、21 世紀が近づく中で、労使における様々な改革が行われたと記憶しています。
技能職、事技職の働き方改革、労働時間短縮の取り組み、賃金制度や福利厚生制度の見直し、一時金の要求方式の見直し、政策制度課題への取り組み等、数えきれないほどの課題やテーマに取り組んでいました。こうした中で、職場の皆さんとも、双方向のコミュニケーションを図りながら、職場の意見を会社に伝えるとともに、バッドニュース(職場の課題、実態、問題点など)ファーストで、率直に組合員の声を聞くことが出来ました。
こうした労組と職場の組合員との信頼関係が醸成され、労組の存在意義を職場の皆さんが、実感しているかどうか、大変重要な要素だと思います。
トヨタ労組の長い歴史の中で積み上げてきた組合員との絆を大切にして、職場の皆さんから、労働組合があって良かった、と常に頼られる労組になって欲しいと思います。

政治も、大きな転換点を迎えています。2024 年秋の衆議院選挙、2025 年夏の参議院選挙で、国会の景色は大きく変化し、与党が衆参両院で過半数割れとなりました。これまでの自民党を中心とした政治に対して、国民の民意が示されたと感じています。米国や英国のような2大政党制を目指してきた日本政治が、多党制による政治に代わる潮目を迎えています。
これまで経験のない政治情勢の中で、政府与党も野党の意見も幅広く聞くとともに、協力を求めていく、新たな政治の枠組みを作っていくことが肝要です。その上で、政治の安定を図り、自動車産業政策や働く者の立場で政策を実現していかなければなりません。政治の変化は、政策実現でも現れています。ガソリン、軽油の暫定税率廃止、自賠責保険料 5741 億円の一括返済、自動車取得時に課税される環境性能割廃止、年収の壁 103 万円を中間層も含めた年収水準178万円にまで引き上げ等、国民民主党の政策が着実に前進しています。
さらに、自動車産業が 100 年に一度の変革期に直面する中で、カーボンニュートラルへの対応、自動運転などの次世代技術支援、部品企業も含めた自動車産業への米国関税対策等、政治が果たす役割は、将来を見据えて益々重要になってきていると感じます。自動車産業で働く皆さんの政治への期待を更に高めることができるよう、政策実現に向けてまい進していきたいと思います。

最後になりますが、トヨタ労組の 80 年の歩みを踏まえ、経済や社会の変化に対応するために、過去に捕らわれず変えるべきは、思い切って変える勇気を持つことが重要です。変わることを恐れて、何も変えないことは、組織の衰退につながります。他方、トヨタ労使が時代の変化の中でも、守り抜いてきた労使相互信頼、相互責任という不変の理念は、これからも大切にして欲しいと思います。労使の固い結束、揺るぎない信頼があれば、これからもトヨタ自動車労働組合の歴史は、未来に向けて刻まれると確信しています。創立 80 周年、おめでとうございます。更なる飛躍に向けエールを申し上げ、祝辞とさせていただきます。

#READ MESSAGES FROM OTHERS

「トヨタで働く一人ひとりが、社会・産業・大衆のために、自分以外の誰かのために、具体的な行動へつなげていくこと」

トヨタ自動車株式会社 代表取締役会長

豊田 章男

「トヨタらしい労使関係のあり方を皆で考え、行動につなげていくきっかけにしていきたい」

トヨタ自動車株式会社 代表取締役副会長

佐藤 恒治

「過去に捕らわれず変えるべきは、思い切って変える勇気を持つことが重要です」

全日本自動車産業労働組合総連合会 会長

金子 晃浩

「過去に捕らわれず変えるべきは、思い切って変える勇気を持つことが重要です」

全トヨタ労働組合連合会 会⻑

西野 勝義